LIFEST®︎大學コラム ゴルファーと健康 vol.1.7.1 「クラブを変えるように体を変える」│生涯トレーニング推進部│トピックス│LIFEST│二子玉川のフィットネス・ゴルフトレーニングジム

LIFEST®︎大學コラム ゴルファーと健康 vol.1.7.1 「クラブを変えるように体を変える」

「クラブの進化もいいが、体の衰えを補いたい」

「クラブの進化もいいが、体の衰えを補いたい」

 

「さぁゴルフを始めよう」

私がゴルフを始めたのはもう20年以上前のこと。先輩のクラブを借りて練習場でみよう見真似で始めた記憶があります。これは面白いと感じたことから自分のクラブを調達しました。あれからもう何度クラブを変えたことでしょう。

ゴルフを始めたとき、皆さんはいかがでしたか。
練習場に友人・知人と共に・またはご主人様に教えてもらう方もいるでしょう、最初からスクールに入校された方もいらっしゃることと思います。

ゴルフをするための体力が誰でも必要なはずですが、クラブを振る=スイングから入ることがほとんどだと思います。

ところが…すぐにうまくなる人は「筋が良い」と言われる。

そうでない人は….。

ゴルフはクラブを振るスポーツ、冷静に考えれば体力差、身体能力差、心的傾向等により、上達に大きな差が出てくるものではないでしょうか。上達域も、上達スピードも違ってくるようです。

せっかく気合を入れてクラブをフルセットで準備し、コースデビューに向けてウェアやシューズ・グローブを揃えたら、10万・20万と費用がかかる(またはそれ以上)スポーツであるのに、なかなか上達しないと、やはり継続する意思が消失してくるものです。

これは教える友人が悪いのでしょうか、
コーチの指導が悪いのか、
練習不足の自分が悪いのか、
それともセンスがないのか…
最初からコーチをつけるなんて大げさな…と思いがちですが、私は大人になればなるほどコーチに教わることから始めるスポーツかと思います。
ただ、10人いれば10人違うループを描くのがゴルフスイングの面白さであり、その人の基礎体力やリズム感などもスイングに影響してくるといいますから、皆が同じようにならないようです。

例えば2人の女性がゴルフを始めるとします。先ずはいい刺激をもらおうと、プロのスイングを見にツアー会場に出かけ、女子プロゴルファーのスイングを見ました。「凄ーいっ!!」。興奮したまま地元に帰り、記憶が薄れぬうちに真似しようとしてもどうも同じようにクラブが触れませんよね。

軌道も安定しなければ、ヘッドスピードも上がらない。もちろん女子プロのようには飛ばないし飛ばそうとすると球は曲がる。答えは簡単なんです。同レベルの体力がないとできないということなんです。もちろん練習量も違いますが、基礎体力がなければ、それを補うことも上達には必要になります。詳しくは後述します

実は以前(10年前)ならば、ゴルフにトレーニング⁈と「??」と思われる方も多かったのです。特定のプロ以外は必要なかったのかもしれません。

それは科学の恩恵により飛距離の出るボール・飛距離の出るクラブが毎年発売され、道具の進化により体力の低下を補えたからではないでしょうか。
ところが、進化のスピードと体の老いのスピードがどこかで狂い出し、新型クラブを購入しても飛距離を補えないと感じるアベレージゴルファーがここ数年増えてきたと感じます。2017ジャパンゴルフフェアにおいて、ゴルファーのボディチェックを行ったところ3日間で述べ450人の方の柔軟性チェックを行いました。その方達が、どうしてゴルフ用品ではない私たちのブースに足を止めてくれたのか。

「クラブの進化もいいが、体の衰えを補いたい」
そんなお声が非常に多かったのです。

米国よりゴルフフィットネス論がいくつか持ち込まれてきたことに加え、国内でも日本ゴルフフィットネス協会が発足し、ゴルフフィットネスの輪は一気に広まりを見せたのです。

特に競技志向・プロを目指す・プロゴルファーであるなら、技術向上のために上達するために、練習を積み重ね、高い体力やスキルを身につけようとします。

今のような時代が訪れる前から、競技志向が高い人ほど自己流でゴルフ+フィットネス=ゴルフフィットネスをされていました。

一部の方達だけではなく、ただ球を打つばかりでなく、ゴルフを続けるための体力をつけること・維持することが広まりつつあります。プロゴルファーはもちろん、ジュニアゴルファーも競技志向の高いアマチュアゴルファーも、ゴルフ上達のために基礎体力の必要性を感じ、ゴルフ向け体力作りに注目し始めたのです。

 

 

 

「ゴルフのために何をすればいいか」

「ゴルフのために何をすればいいか」

 

では、少し専門的な話をしていきましょう。ゴルフにはハンデキャップという考え方があり、通常飛距離が稼げない女性は、男性よりも短い距離でスタートしたり、またはシニア・ジュニアに向けた設定をしたり、幅広い年齢層が同じフィールドで楽しめる数少ないスポーツといえます。

その視点でみれば、皆が同じレベルにならなくても生涯にわたり楽しめるスポーツでもありますが、個々に体力を維持することは当然必要になります。何もしなければ体力は低下してくることになるので、当然と言えば当然ですね。

(資料引用:一般社団法人日本ゴルフフィットネス協会)

「ゴルフのために何から始めたらいいか分からない」
初めてのお客様にお会いすると、まず初めにこのようなお声が聞こえてきます。

さらに少し掘り下げてみましょう。

 

 

これはゴルフに限らず、スポーツのためのパフォーマンスピラミッドです。このパフォーマンスピラミッドは、他にもあり若干の違いこそあれ、基本的には写真のような形になります。

健康であるための必要な体力=競技パフォーマンスを支える土台と考えているので、「基礎体力」の上に、ゴルフの「特異的な体力」が備わり(必要)、その上に「技術」が身につき、さらに「戦術」を身につけることとなっています。

下から積み上がっていく感じですが、基礎体力がなければピラミッドの土台がない、または崩れやすいということがわかると思います。

ゴルフの場合、このピラミッドの上から2段目「専門技術」を身に着けるところからスタートする人が(前述)ほとんどといえます。となると次に「戦術」を身につけてコースデビューしたとしても、土台となる基礎体力がなければ技術も戦術もなかなか上達し難いことは想像がつくと思います。

【今回のまとめ】

  1. ゴルフの上達に悩んだら体力を見直してみる。
  2. 基礎体力よりも専門技術習得が先になっていることを知っておく。
  3. ゴルフを長く続けることと健康維持するための体力は同じである。
  4. プロと同じスイングをするためには同じ体力も必要と言える。
  5. ゴルフの為に何からしたらいいか=人により異なる
  6. クラブを見直すように、体も見直してみる。
  7. ゴルフは楽しい。

次回はゴルフに関わる基礎体力についてふれてみたいと思います。
お楽しみに。