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LIFEST®︎大學コラム ゴルファーと健康 vol.1.7.5「長く続ける秘訣・クロストレーニング」

専門以外の動きを取り入れる

専門以外の動きを取り入れる

こんにちわ平野です。

今日は長く続ける秘訣の最終回(ひとまず最終回…)として、クロストレーニングについて前回よりもう少し詳しく書いてみたいと思います。

クロストレーニンングって何でしょう。
クロストレーニングとは、簡単に専門種目以外のトレーニングを行うこと。」
をいいます。
身体的な目的としてパフォーマンス向上や改善、またケガを予防する効果があると言われています。もちろん同じ競技の練習・トレーニングばかりを続けるのは、精神的にも楽しいことばかりではないと思うんです。トレーニングとしてとなると、なんだか重たい印象もありますが、ただ単に遊びとして取り入れることもクロストレーニングに含まれると思います。

 

平野が2年前まで担当していたシニアプロ(50歳以上)の中には、スキーからゴルフに転向された方も多く、オフには雪山キャンプを行い、スキーで足腰を鍛えられているという話も数多くありました。

私もプロトが合宿をはり、新潟の雪山をスノーシューで歩き回り、シニアプロと一緒に取り組んだことがありましたが、深雪歩行は股関節可動域を最大限に使う意味でも、日常に全くない動きを求められます。足が抜け出せないとメンタルもかなりやられます。途中から「平野若いんだから俺の倍やれ!」とわたしだけ量が増え、雪山で大汗をかいたという大変苦い思い出があります(笑)

そこからほぼ半日は、早く滑らずボーゲンで何往復も滑走したり、室内トレーニング場とプールを使うことで、全身の隅々まで刺激をいれていきました。同じ場所で球を打つゴルフには無い疲労感を得られることになります。

そもそもは、毎日仕事としてスイングを繰り返す背景と、治療だけではプラスに転じられなかった、長年抜けない腰痛を改善することを一番の目的としていました。

結果的にオフシーズンの常夏でゴルフメインのキャンプと全く異なり、違う運動で体を使うことで、普段眠っていた機能が働き始めたことにより、素晴らしい開幕を迎えることになります。

ここでいう、スキー・スノーシューで新雪歩き・水泳・水中ウォーキングがクロストレーニングに当たります。とかくその場で球を打つゴルフは、主に瞬発的な動きで、歩かない限りは持久的要素は少なくなります。また捻転方向が一方向のため、クラブの逆振りを取り入れない限り、身体が歪みやすいスポーツの一つといえます。

プロであるならツアーシーズン中(主に9ヶ月か10ヶ月)、日曜日に試合が終わり、移動するか一度自宅に戻るかの生活のため、ジョギング以外の運動を取り入れることがなかなか難しいのです。そこで冬場にクラブを置いて、全く違うことを取りれることで、同じところに同じようなストレスを与えない時期を作ることが可能になります。

 

長年のルーティンを変える

長年のルーティンを変える

こうした提案をプロに行う際には、裏付けとなる計画書を作ります。
合宿の計画なので当然といえば当然ですが、シニアプロのように30年以上続けられている方は、冬の過ごし方がある程度固まりつつあります。

 

もちろん球を打つ専門技術を磨かなければいけない時期も必須ですから、「クラブをおきましょう」という提案は簡単ではありません。

さてみなさんはどうでしょうか。様々なスポーツがある中で出会った種目を長く続けたい為に、あえてその種目をやらない時期を作ることが、日本人には意外に難しいことのようです。

シーズンおきに違うスポーツを行うアメリカでは、アメフト+ゴルフ+マラソンなど様々な運動を経験することが、このクロストレーニングの代用になっていると言えますが、結果的に偏りの少ない、体に様々な刺激を入れることで全身の成長を期待できるわけです。

ところが日本は、まだまだ野球部+サッカー部+水泳部に在籍していたら
「変わり者」になりますね。また「一つのことに集中できない人」とも見られてしまう社会。実際上記のような所属の仕方は難しいでしょう。そういう背景もあってか、いろんな種目を広く浅くできる環境がないとも言えますが、ゴルフを続けていくためにも、少し発想を変えてみるのはいががでしょうか。

ゴルフは瞬発系スポーツだから瞬発系ばかり鍛えるのはあまりにも単純すぎて
お身体の未来はありません。

是非、歩くこと・水泳など取り入れることから始めてみてください。
球を打った感触が変わるはずです。

(writer:mpHirano)